【剣盾ダブルS14】アロナシピッピ(1800到達構築)
閲覧ありがとうございます。コルタカと申します。
S8のレギュが発表されて早速仲間大会やカジュアルに潜って考察を進めております。
バトルレジェンド式とのことなので今まで使ってきたPTとはおさらばするわけですが、今回は自分がこれまで使ってきた通常ガラルダブル用の構築を書き収めていこうと思います。
以下、常体。
【パーティ】
【個別解説】
ナッシー(アローラのすがた)
性格:冷静
持ち物:じゃくてんほけん
特性:おみとおし
技:トリックルーム りゅうせいぐん かえんほうしゃ ギガドレイン
配分:HC余りD(S0個体)
このPT唯一のトリル発動要因。トリル選出のときのダイマは基本的にこのポケモンに切る。竜炎草の範囲のおかげで大抵のポケモンに打点があったのが強かった。トリル後は後述のピッピよりも遅くなるので、弱保を発動してから動き出すことが可能。ダイマ中に3タテすることも少なくなかった。ナッシーの炎技は警戒されづらいらしく、後ろから出てきたナットレイやカミツルギを難なく突破できたシーンが多かった。PT全体的に重い電気タイプの相手をする役割も担っている。負けん気ボルトロスは状況次第だが、相手のダイマが残っていれば別のポケモンで処理する。リーフストームではなくギガドレインなのは、弱保発動後にHP満タンの状態でダイマックス出来たほうが強そうだったのと、ダイマが切れても腐らせないようにするため。弱保発動ダイバーンでもダイマメタグロスは落としきれないので注意が必要。
ピッピ
性格:生意気
持ち物:しんかのきせき
特性:フレンドガード
配分:HD余りB(S0個体)
このポケモンは本当に素晴らしかった。レジエレキの珠ダイサンダーやウツロイドのヘドロ爆弾、テッカグヤのラスターカノンなどを黄色ゲージで耐えてくれる。このPTはトリル選出と腹太鼓選出が基本の投げ方だが、どちらもこのポケモンが先発となる。挑発を受けやすいポケモンだが、攻撃技が2ウェポンもあって腐りにくいのが特徴。先述の通り、トリル下ではナッシーより速く動けるのでドレインキッスで回復しつつ弱保発動を狙える。ドレインキッスは悪ウーラオスに半分強入るので、襷潰しをしつつHPを全快することもしばしばあった。また、かわらわりも役に立つシーンが多かった。例えば、トリル始動ターンに壁を張られたとしても壁を壊してから攻撃することが出来る。相手が悪戯心持ちの場合、両壁を破壊することが出来るので状況的にも精神的にも圧倒的アドを取ることが出来る。ただ威力は雀の涙なのでバンギラスに打つと悲惨なことになるケースが多い。腹太鼓選出の場合、猫騙し+挑発で崩壊しかねるので守るを採用している。
性格:冷静
持ち物:パワフルハーブ
特性:ビーストブースト
技:まもる メテオビーム ラスターカノン かえんほうしゃ
配分:H238C252D20(S0個体)(D>B)
このPTの裏エース。ダイマ権を他のポケモンに使ってから後ろから出てきて相手をなぎ倒していくのが仕事だが、何かの事故でエースが倒れた場合にはこのポケモンにダイマを切る。ご存じの通りメテオビームで相手を倒せば弱保が発動したのと同じなので、そこからの制圧力はダイマを切っても切らなくても尋常ではない。トリル選出と腹太鼓選出のどちらの基本選出にも組み込まれているのはこのポケモンとピッピだけ。トリル選出では下から殴っていくことが多かったが、腹太鼓選出では後述のフェローチェのスピードスワップによってS実数値223から殴っていくことが多かった。その場合、相手を倒したときにビーストブーストで上がる能力は素早さになるので、終盤追い打ちをかけるときにこの戦法を取ると良い。ナッシーの弱保発動ダイバーン+晴れ火炎放射を重ねることで大抵のダイマメタグロスをHP満タンの状態から落とすことが出来る。
性格:陽気
持ち物:きあいのタスキ
特性:ビーストブースト
配分:AS余りD
このPTの優秀なサポート枠。基本的に腹太鼓選出のときにしか選出しない。このPTのポケモンはフェローチェ以外全員S0なので、ピッピ以外のポケモンには全員にスピードスワップを打つ可能性がある。状況次第だがカビゴンとテッカグヤに打つことが多かった。構築を組む段階でまもる、スピードスワップ、インファイトまで決まっていたのだが、残り1枠を挑発にして正解だった。環境には一定数黒い霧持ちサマヨールがいて、腹太鼓後にリセットされるとなるとかなりキツイものがあった。それを防ぎ、なおかつサマヨールを機能停止させられるのでかなり強かった。ポリゴン2には挑発を入れるよりも殴る回数のほうが多かった。初期段階ではトリプルアクセルを採用していたが、技外しが怖すぎたのでインファイトを採用した。
性格:勇敢
持ち物:とつげきチョッキ
特性:ちからもち
配分:H124A252D124(S0個体)(H16n-1)
エースとまではいかないがかなりのポテンシャルを秘めたポケモン。SMの時代からチョッキマリルリの扱いに慣れていたので組み込んでみた枠。何かが秀でて強いというわけではないが、耐久も火力も両立出来ていて安定して強かった。基本的には先発には選出せず、マリルリを出す前に試合が終わってしまうケースが多かったのであまり言うことがないが、襷耐えしたレジエレキやウーラオスを上から落とせるのは強かった。ゴリランダーには滅法弱いので対面したらすぐにテッカグヤと交換する。
性格:のんき
持ち物:フィラのみ
特性:くいしんぼう
技:まもる はらだいこ すてみタックル 10まんばりき
配分:H228B252D28(S0個体)(耐久指数最大かつH偶数)
腹太鼓選出のエース。先述の通り、猫騙し+挑発で詰むのでまもるを採用していて、メタグロスとヒードランと電気が重いので10万馬力を採用している。ただ、6段階上昇後ダイアースでもHP満タン状態のダイマメタグロスを落としきることは出来ない。フェローチェにスピードスワップをしてもらうことで、S実数値223から殴れる化け物が誕生するが、結局はキョダイサイセイの木の実ガチャにかかっているので運要素高めのポケモン。鬼火持ちのサマヨールとは一度も当たらなかったので、一騎打ちになればTOD勝負となった。仮に腹太鼓後に鬼火を打たれたとしても、元の攻撃力の2倍と考えればそんなに痛いというほどでもない。それよりも黒い霧のほうが怖いので、対サマヨール入りでの動かし方はかなり慎重にならなくてはいけない。対レジエレキの場合、素の状態での10万馬力でレジエレキを落とすことが出来ないのだが、そのまま腹太鼓を積んでスピードスワップをしても抜かれてしまうので、ピッピのドレインキッスと合わせるなりして先に処理する必要がある。体感的に素の10万馬力+ドレインキッスで無振りレジエレキが低乱数くらいだろう。少しでも耐久を振られていると無理なので、レジエレキはカビゴン2発で倒すという意識があったほうが良い。仮にレジエレキにダイマを切られた場合は腹太鼓を積んでなくてもダイマを切るのが吉。電気が一貫しているのでレジエレキへの殺意は常に持っておく必要がある。
【基本選出】
①トリル展開
先発:ナッシー+ピッピ
・相手のPTが全体的に速めのとき
・猫騙し要因がいないとき
・対セキタンザンドラパルト
②腹太鼓展開
先発:カビゴン+ピッピ
後発:フェローチェ+テッカグヤ(orマリルリ) ※基本的にテッカグヤ
・相手のPTが全体的に遅めのとき
・ダイジェット要因がいない(少ない)とき
・対霧パ
以上、箇条書きであげた項目と相手のPTとの相性を総合的に見て選出を決める。
【所感】
ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回のこのPTでの最高レートは1830くらいだと思います。スクショは撮っていませんが、瞬間46位まで上り詰めました。完全なる実力不足です。ただ、PTとしては1桁も目指せたと思っているのでこれから更なるプレイングの向上に励んでまいります。
最後に1800到達時のスクショを載せておきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
〈前回の記事はこちら〉